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2026/03/22

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スギ花粉症の注射治療

東海地方のスギ花粉の飛散時期はそろそろ終わりになりますが、事前の予想通り、今シーズンの花粉飛来数は多く、外来には抗ヒスタミン剤でコントロールできない患者がたくさん受診されました。

 

既存の治療では症状が治まらない重症のアレルギー性鼻炎(スギ花粉症)の治療として、2019年12月に抗IgE抗体製剤であるゾレア(注射薬)が保険承認されています。スギ花粉シーズン(2から5月)限定で、2から4週間毎に受診していただき、クリニックで皮下注射を行います。

 

ゾレアは効果がある薬剤ですが薬価が高いため、治療が受けられる条件が決められています。

① 12歳以上

② 体重が20から150㎏

③ 現在重症から最重症のスギ花粉による鼻炎症状

④ 前シーズンも重症であった

⑤ 既存治療(抗ヒスタミン内服+ステロイド点鼻)で効果不十分

⑥ 血液検査(View39)でスギに対する反応陽性(1.8以上)

⑦ 血液検査で総IgEが30~1500IU/mL

のすべてを満たす必要があります。

花粉症の重症とは、くしゃみや鼻をかむ回数が1日11から20回、鼻詰まりのため1日の大部分を口呼吸している状態で、最重症とはそれ以上です。

 

当クリニックで治療可能です。

スギ花粉症がゾレアの適応になるかどうか、血液検査により総IgEとスギに対する反応があるか調べておいてもよいと思います。