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腎臓移植内科

Transplant Nephrology

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腎移植専門医
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腎臓移植内科について

腎臓内科専門医+
腎移植専門医による
腎臓病、腎移植後の
生涯フォローアップ

腹をさする患者

腎臓が悪くなっていると言われた時から、
将来に対する心配は大きくなります

ごとう内科・腎移植内科クリニックでは、腎臓内科専門医、腎移植専門医、他の複数の専門医を有する院長が、腎移植を含んだ腎臓病の生涯治療計画をきちんと提供しながら、腎臓が悪くなっていると言われた時からの診察を一貫して行います。腎移植を選択された時には日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院へ依頼します。腎移植数がまだ少ない本邦では、腎移植の情報が適切なタイミングで提供されていないことがほとんどです。

ドクター

腎移植後のレシピエントとドナーも、
一緒に受診してもらうことで
生涯にわたってフォローアップを行います

免疫抑制剤の進歩により、移植後1年以降は急性拒絶反応はほとんど起こらなくなりました。長期免疫抑制剤内服による生活習慣病の注意が大切になります。
また、ドナーにおいても移植患者同様に生活習慣病への注意がより一層必要になっています。
当院では、移植後の腎臓のフォローアップに加え、生活習慣病、それを原因とした循環器疾患に重点を置き、移植患者とドナーも、生涯責任をもってフォローアップに努めさせていただきます。

  • レシピエント
    (腎移植を受ける方)

    レシピエント

    腎移植前

    ↓
    • 腎移植を含む腎代替療法が必要な方に、適切な腎代替療法選択のお手伝いをします。
    • 腎移植を希望する方は、日本赤十字社愛知医療センター移植内科・移植外科へ紹介します
    ↓

    腎移植後

    • 腎移植後1年経過したら、当クリニックで生涯フォローを再開します。
  • ドナー
    (腎臓を提供する方)

    ドナー

    腎移植前

    ↓
    • これから腎提供を予定される方の健康チェックを行います。
    ↓

    腎移植後

    • 残った腎臓の検査や生活習慣病の予防、対策のアドバイスを行います。
旅行を楽しむ中年夫婦

時間的拘束や透析液交換の手間、
ストレスがなくなり、社会活動や旅行を
楽しめるようになります

週に3度、数時間かけて行われる血液透析は、その拘束時間により自由に活動できる時間が少なくなってしまうという欠点があります。
また、腹膜透析においても、透析液の交換に手間がかかり、毎日のストレスになっていることでしょう。
腎臓移植はそれらの拘束時間や手間を解消し、旅行などの趣味を問題なく楽しむことができるようになります。

将来の妊娠出産を
希望するCKD患者へ

妊婦と子ども

腎臓病患者の妊娠が
現実的なものになります

慢性腎臓病(CKD)患者にとって、妊娠・出産は困難が伴い、ハイリスクとなることが少なくありません。
特にCKDステージ1〜2であっても妊娠合併症のリスクがあり、ステージ3以上では腎機能の悪化によりそのリスクはさらに高まります。
また、透析中の妊娠は、健康な妊婦と比較して生児を得る確率が低く、早産・低出生体重児のリスクも高いため、避けるべきとされています。
こうした中で、腎移植は妊娠を現実的な選択肢とするための有効な手段です。移植後1年以上経過し、状態が安定していれば、妊娠・出産への挑戦が可能になります。しかしそのためには、腎移植の時期や不妊治療の必要性、年齢、仕事、結婚のタイミングなど、さまざまな要素を考慮しながら計画を立てていく必要があります。
当院では、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院における腎移植後出産100例の経験をもとに、腎疾患をお持ちの女性が妊娠・出産、さらには子育てまでを見据えたライフプランを安心して立てられるようサポートいたします。

腎疾患合併
プレコンセプションケア外来

プレコンセプションケア(Preconception Care)とは、「受胎(conception)」の前に、将来の妊娠・出産・子育て、さらには加齢に伴う体の変化に備え、自分自身の健康状態を正しく知り、必要な準備や知識を得るケアのことです。 自分自身と家族、将来生まれてくる子どもの健康を守るための取り組みとして、思春期以降の若年層から推奨されています。
腎疾患をお持ちの女性にとって、プレコンセプションケアは特に重要です。 妊娠に向けての身体の準備だけでなく、将来的に透析や移植が必要となるタイミング、不妊治療の要否、年齢に応じたリスクなど、人生設計全体に関わる計画が必要になります。
こうした選択や準備は、その後の人生に長く影響を与えるため、早期からの相談が大切です。
当院では、名古屋第二病院の産科・不妊外来との連携のもと、腎疾患をお持ちの方のための「腎疾患合併プレコンセプションケア外来」を設置しています。 妊娠・出産をお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

腎疾患合併プレコンセプションケア外来

時間 1回30分以下(完全予約制)
【対応可能時間】
月・火・水・金曜日
…13:00〜16:30
費用 5,000円(税込)
  • ※自由診療となります。健康保険は適用されません。
  • ※ご家族と一緒に受診をお願いします。
  • ※当院フォロー中の方は通常診療(保険診療内)となります。

お電話でのお問い合わせ

052-746-1188

【電話対応可能時間】

月・火・水・金曜日…
9:00〜12:30
、13:30~17:00
木曜・土曜日…………
9:00〜13:00

腎移植相談外来について
(完全予約制)

診察中のドクター

ごとう内科・腎移植内科クリニックでは、これから腎移植をお考えの方、すでに腎移植を受けられた方の腎移植に関するご相談を承っております。
外来受診をご希望の方は予約方法をご確認の上、予約受診をお願いいたします。

相談内容の例

  • 合併症があるのですが、腎移植は可能でしょうか?
  • 腎移植後、妊娠は可能ですか?
  • 血液型が違っても腎移植はできるのでしょうか? など

移植を考えるということは

当院でできる検査内容

  • 採血管

    血液検査

    血液を採取し、さまざまな値を調べて腎臓の機能を確認します。

  • 検尿カップ

    尿検査

    尿にタンパク質や血液が漏れ出ていないかを検査します。

  • レントゲン

    レントゲン検査

    レントゲンで肺炎、心臓拡大、胸水などをを確認します。

  • 聴診器

    心電図検査

    不整脈、虚血性心疾患、高血圧に伴う心臓の異常などを把握するために行います。

  • 超音波

    超音波検査

    自己腎、移植腎の大きさや血流、心臓の動きや弁膜症を把握するために行います。

  • 骨塩定量

    骨塩定量検査

    腰椎や大腿骨の骨塩量を測定します。

医療関係者の皆様へ

病診連携のイメージ

当院へのご紹介について

当院では、腎疾患と心疾患に幅広く対応しております。
血尿・蛋白尿にて当院をご紹介いただいた場合、尿検査・血液検査・腎臓超音波検査(血流評価)など、狭心症・不整脈・高血圧にて当院をご紹介いただいた場合は、心電図、心臓超音波検査、胸部レントゲン、1日塩分摂取量など結果を即日お伝えしています。
詳しくは「医療関係者の皆様へ」をご覧ください。

医療関係者の皆様へ