予防接種
Vaccination
通常ワクチン
小学生から成人
病気予防のためのさまざまなワクチンを提供する専門外来です。
乳幼児(生後すぐから小学校入学前まで)への定期接種ワクチンを除いたすべてのワクチン(小学生から成人が対象)が接種可能です。個々の健康状態(合併する疾患など)によっては接種できないワクチンもあります。
当院では、最新のワクチン情報により安全で効果的な接種を行っており、経験豊富な医師と看護師が丁寧に対応いたし ます。
ワクチン接種のもう1つの目的は、感染に対して弱い人(妊婦、免疫が低下しているまたは抑制する治療をしているなど)を社会全体で守ることです。感染に対して弱い人が家族内にいる時には、周りの家族にもワクチン接種が推奨されます。当院では家族へのワクチン接種もサポートします。
通常ワクチン接種をご希望の方へ
ご予約やご相談は、お電話にて
お気軽にお問い合わせください。
●予防接種外来
月 | 13:30 ー 16:30 |
---|---|
火 | 13:30 ー 16:30 |
水 | 13:30 ー 16:30 |
木 | ― |
金 | 13:30 ー 16:30 |
土 | ― |
予防接種予診票
来院時に予診票を記入していただきます。
下記より予診票をダウンロードいただき、事前にご記入のうえご持参いただくと、待ち時間の短縮になりますので、ご利用ください。
ご不明点やご質問がございましたら、来院時に遠慮なくスタッフまでお尋ねください。
愛知県外、名古屋市外の方へ
愛知県外や、名古屋市以外(愛知県内に限る)に住民票がある方でも、当院で接種可能な定期接種を受けることができます。定期接種としてのインフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは10月15日から接種開始です。
- ●65歳以上のインフルエンザワクチン
- ●60から64歳で基礎疾患を有する60歳から64歳のインフルエンザワクチン
- ●65歳以上の新型コロナワクチン
- ●60から64歳で心臓、腎臓、呼吸器疾患、HIVによる免疫機能障害を有する方の新型コロナワクチン
- ●65歳の23価肺炎球菌多糖体ワクチン
- ●60から64歳で心臓、腎臓、呼吸器疾患、HIVによる免疫機能障害を有する方の23価肺炎球菌多糖体ワクチン
- ●小学6年生から高校1年生の女性に対する子宮頸癌ワクチン
●県外の方
「予防接種実施依頼書」を住民票のある自治体へ事前に申請してください。当院で接種可能です。
●名古屋市以外(愛知県内に限る)の方
「愛知県広域予防接種連絡票」を住民票のある自治体へ事前に申請してください。
●麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘ワクチンは生ワクチンです。妊婦や免疫抑制薬内服している人には接種することができません。
当院で接種可能な予防接種
麻疹、風疹
成人では任意接種になります。
接種料金 | |
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麻疹風疹混合ワクチン | 10,000円 |
現在では小児期に2回定期接種ですが、抗体獲得できていない方もいます。麻疹IgG(EIA法)で8.0未満、風疹HIで8倍以下(妊娠希望女性は16倍以下)は任意接種として追加接種が必要です。妊娠初期に風疹に感染すると先天性風疹症候群の新生児が出生する可能性があります。妊娠を希望される女性(接種後2ヵ月は避妊が必要)、そのパートナー、同居の方は抗体検査後に必要なら接種をお勧めします。
麻疹に感染した方に接触した場合、72時間以内に接種すると発症を予防できる可能性があります。
なお風疹については、1962年4月2日から1979年4月1日生まれの男性は、2025年3月31日まで公費で風疹HI抗体検査を受けることが可能で、8倍以下の方は接種することができます(風疹第5期)。クーポン券をお持ちください。
名古屋市では風疹第5期以外の方で、①妊娠を希望する女性、②妊娠を希望する女性のパートナーおよび同居人、③妊娠のパートナーおよび同居人にも、抗体検査と予防接種が公費で受けることができます。
接種後6週から8週で抗体価を再検して、十分抗体が上昇していない時には再接種をお勧めします。何回接種したかではなく、防御に十分な抗体価が獲得できるかどうかが重要です。抗体を獲得していない方には、渡航先でトラブルを起こさないためにトラベルワクチンとしても重要です。
おたふくかぜ
任意接種です。
接種料金 | |
---|---|
おたふくかぜ生ワクチン | 5,500円 |
本邦では任意接種になっているため(多くの国では2回定期接種)、抗体獲得できていない方が多いです。感染することにより、無菌性髄膜炎、脳炎、精巣炎・卵巣炎、感音性難聴の合併症を伴うことがあります。学童以降では、ムンプスIgG(EIA法)5.0未満で追加接種が必要です。
接種後6週から8週で抗体価を再検して、十分抗体が上昇していない時には再接種をお勧めします。何回接種したかではなく、防御に十分な抗体価が獲得できるかどうかが重要です。抗体を獲得していない方には、渡航先でトラブルを起こさないためにトラベルワクチンとしても重要です。
水痘(水ぼうそう)
成人では任意接種になります。
接種料金 | |
---|---|
水痘生ワクチン | 9,000円 |
本邦でも2014年から小児期に2回定期接種になりましたが、抗体を獲得できていない方もいます。学童以降では、水痘IgG(EIA法)4.0未満で任意接種として追加接種が必要です。
妊娠初期に水痘に感染すると胎児に重篤な障害が出る可能性(TORCH症候群)があります。妊娠を希望される女性(接種後2ヵ月は避妊が必要)、そのパートナー、同居の方は抗体検査後に必要なら接種をお勧めします。接種後6週から8週で抗体価を再検して、十分抗体が上昇していない時には再接種をお勧めします。何回接種したかではなく、防御に十分な抗体価が獲得できるかどうかが重要です。抗体を獲得していない方には、渡航先でトラブルを起こさないためにトラベルワクチンとしても重要です。
水痘に感染した方に接触した場合、48時間以内に接種すると発症を予防できる可能性があります。また、帯状疱疹予防効果もありますが、接種後の持続期間と予防効果からシングリックスの方が推奨されます。
肺炎球菌
インフルエンザワクチンと同じくらい重要なワクチンです。肺炎、髄膜炎、敗血症を予防します。高齢者、心疾患、呼吸器疾患、糖尿病、腎臓病、腎移植を含む免疫抑制療法中の方には接種が強く勧められます。
3種類(ニューモバックス、バクニュバンス、プレベナー20)のワクチンがあります。
23価の多糖体ワクチンであるニューモバックスは免疫記憶が成立せず5年毎の接種が必要です。ニューモバックスは1回のみ公費接種可能ですが、最近では、接種後に免疫記憶を誘導する結合型ワクチンを接種するのが一般的です。結合型ワクチンは13価、15価と開発されて、2024年8月29日から20価のプレベナー20が発売になりました。現在では、合併症のない65歳以上、または合併症のあるすべて年齢の成人(腎不全患者や腎移植レシピエントも含む)で、プレベナー20の任意接種が推奨されています。
接種料金 | |
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バクニュバンス (15価結合型ワクチン) |
11,000円 |
プレベナー20 (20価結合型ワクチン) |
12,000円 |
ニューモバックス (23価多糖体ワクチン) |
8,500円 |
●現在65歳の1年間(65歳以上の経過措置は2024年3月31日で終了)、60から64歳までの心、腎、呼吸器疾患などを合併している方
ニューモバックスが定期接種の対象です(1回のみ)。
国の対応は65歳の1年間だけですが、名古屋市は65歳以上の方はすべて公費接種の対象になっています。自治体により異なるため、詳細は住民票登録のある自治体へ確認してください。
●脾摘された方
ニューモバックスが1回のみ保険適応となります。
●それ以外の方
任意接種になります。先行してニューモバックス接種歴がある方は5年空けてプレベナー20を接種、プレベナー13(発売中止)またはバクニュバンスの接種歴のある方は、1年空けてプレベナー20を接種することが勧められています。過去の接種歴により、肺炎球菌に対するワクチン接種方法は少し複雑になっています。詳しくはスタッフへお尋ねください。
B型肝炎
成人ではすべて任意接種です。
接種料金 | |
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ビームゲン(国産) | 7,000円 |
エンゲリックス(輸入) (緊急渡航、腎不全、高齢者用) |
12,000円 |
世界では多くの国で定期接種として乳幼児早期に接種しているワクチンですが、本邦では2016年10月1日にようやく定期接種になりました。生後1歳未満の乳児にワクチン接種すると抗体上昇が非常に良いことから、定期接種は1歳になる前に3回接種完了します。任意接種でも10歳くらいまではほぼ100%抗体が陽性になります。5歳未満で感染するとB型肝炎キャリアになりやすく(年齢的に免疫機能が成熟していなく、感染後のB型肝炎ウイルスを排除できない可能性があるため)、性行為感染症でもあることから、幼稚園保育園入園前、あるいは思春期までにすべての人に接種が望ましいワクチンです。
B型肝炎ワクチンは加齢とともに抗体獲得率が減少し、30歳以上では4人に1人は抗体を獲得できません。医療関係者、家族がB型肝炎キャリア(s抗原陽性)、生体腎移植ドナーがオカルトB型肝炎キャリアのレシピエント候補者、トラベルワクチンとして海外長期滞在予定者には接種が強く勧められます。
健常人に比べて腎不全状態では抗体獲得率は下がります。また本邦で使用できるB型肝炎ワクチンの抗原量は、米国の小児用ワクチンの量と同じです。生体腎移植レシピエント候補者が腎移植術前に抗体獲得をするために、B型肝炎輸入ワクチン接種の選択肢があります。輸入ワクチンは、腎移植手術まで時間がないレシピエント候補者(腎移植後は免疫抑制薬使用のため、更に抗体獲得率が下がります)や、海外渡航日までが短い方には0-7-21日の3回緊急接種をすることができます。腎不全の方には0-1-2-12ヵ月の4回接種も推奨されています。輸入ワクチンは国内未承認のため、副作用が生じた場合は輸入ワクチン保証制度を利用する。
●エンゲリックスの接種は、当院にて説明同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。
輸入B型肝炎ワクチンの接種説明同意書帯状疱疹
任意接種です。
接種料金 | |
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シングリックス | 22,000円 |
水痘(水ぼうそう)に感染した方が、免疫力が低下した時に発症します。体の片側に痛みを伴う水疱で発症します。髄膜炎、角膜炎、顔面神経麻痺などを合併する可能性があります。また、水疱が痂皮化した後も長期の痛み(帯状疱疹後疼痛)に悩まされることも多いです。本邦では2014年10月から水痘生ワクチンが小児期に定期接種になったため、市中で水ぼうそうを見ることが極端に少なくなりました。しかし、その影響で帯状疱疹が増えています。帯状疱疹ワクチンは水痘生ワクチンと不活化帯状疱疹ワクチンの2種類ありますが、接種後の持続期間と予防効果から不活化帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の方が推奨されます。免疫抑制療法を行う腎移植後では、生ワクチンは使用することができませんが、シングリックスは接種可能です。健常人は50歳以上で適応、2023年6月23日から帯状疱疹を罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の成人にも適応が拡大されました。2回接種の高価なワクチンですので、各自治体で接種費用の補助があるか調べてみてください。補助がない場合には当院で接種可能です。
新型コロナ
当院ではファイザーのコミナティ(1価オミクロン株JN・1)を使用します。
接種料金 | |
---|---|
コミナティ (1価;オミクロンJN.1) |
16,000円 |
●65歳以上の方と、60から64歳で心臓、腎臓、呼吸器疾患、HIVによる免疫機能障害を有する方
10月15日から定期接種の対象となります。住民票のある自治体で接種するか、あるいは「予防接種実施依頼書」や「愛知県広域予防接種連絡票」を事前申請して当院で接種可能です。
●それ以外の方
任意接種として当院で接種可能です。
子宮頸癌(ヒトパピローマウイルス)
子宮頸癌はワクチンで予防できる病気です。10年ほど前から接種を推奨しているオーストラリアなどでは新たな子宮頸癌患者がほとんどいなくなっています。当院では9価のシルガードを使用します。15歳未満で開始した時は初回接種と6ヵ月後の2回接種、15歳以上で開始した時には、初回接種と2ヵ月、6ヵ月の3回接種します。任意接種としては9歳以上の女性に可能ですが、性交渉経験前の接種が理想です。
接種料金 | ||
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ヒトパピローマ ウイルス9価 シルガード |
1回目 | 30,000円 |
2回目 | 30,000円 | |
3回目 | 30,000円 |
●小学6年生~高校1年生の女性
定期接種の対象です。
●ワクチン接種が差し控えられていた2013年から2021年までの間に、定期接種の対象であった方(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
過去にワクチンの接種を合計3回受けていない方に対しては、キャッチアップ接種として公費にてワクチン接種が可能です。この救済処置も2025年3月で終了の予定でしたが、2025年3月までに1回でも接種した人は、2026年3月まで2、3回目の接種が公費対象になりました。これまでキャッチアップ接種の対象外であった今年度末で定期予防接種期間が終わる高校1年相当の女子も、今回に限り経過措置の対象になります。
●それ以外の方
任意接種として当院で接種可能です。
インフルエンザウイルス
接種料金 | ||
---|---|---|
不活化インフルエンザワクチン | 1回目 | 3,000円 |
2回目 | 3,000円 | |
経鼻弱毒生インフルエンザワクチン | 8,000円 |
不活化インフルエンザワクチン
13歳以上の方は1回接種、13歳未満の方は、2回接種(6ヶ月以上3歳未満の方は1回0.25mL、3歳以上13歳未満の方は1回0.5mL)です。13歳以上であっても基礎疾患(慢性疾患)があり、著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる時は2回接種となる場合があります。腎移植レシピエントも2回接種です。1回目から最低2週間以上(理想は1ヵ月から2ヵ月)間隔をあけて2回目を接種します。
●65歳以上の方と、60から64歳で基礎疾患を有する方
毎年10月15日から定期接種開始となります。住民票のある自治体で接種するか、あるいは「予防接種実施依頼書」や「愛知県広域予防接種連絡票」を事前申請して当院で接種可能です。
●名古屋市に住民票がある進学や就職等を控えた子供
毎年10月15日から翌年1月31日までが対象期間となります。
小学校6年生相当の年齢の方;2回
中学生3年生相当と高校3年生相当の年齢の方;1回
予防接種費用は名古屋市から助成(無償化)されます。名古屋市からのクーポン券が必要となるため持参してください。なお経鼻弱毒生インフルエンザワクチンは助成の対象外です
●それ以外の方
任意接種として当院で接種可能です。
経鼻弱毒生インフルエンザワクチン
2024/25シーズンから2歳から19歳未満の方に、左右鼻腔に0.1mlずつ噴霧する経鼻生インフルエンザワクチンが使用できます。侵襲性が低く、接種回数も1回で済むことから小児の負担を減らすことができますが、公費による補助は受けることができません。
生ワクチンであるため、免疫不全、無脾症、妊婦、ミトコンドリア脳筋症、ゼラチンアレルギーのある方は使用できません。また、喘息がある方は、不活化インフルエンザワクチンが推奨されます。
使用後最長3から4週間はインフルエンザウイルスを体外へ排出するので、周囲に授乳婦や免疫不全者(腎移植レシピエントも含む)がいる場合は使用できません。
RSウイルス
任意接種です。
接種料金 | |
---|---|
アレックスビー(高齢者用) | 30,000円 |
アブリスボ(妊婦、高齢者用) | 35,000円 |
ほとんどの乳幼児が2歳までに感染するRSウイルスは、60歳以上の高齢者、基礎疾患合併(喘息、COPD、うっ血性心不全、冠動脈疾患、糖尿病、CKDなど)、免疫機能が低下した成人(腎移植患者も含む)においても重症化リスク因子となります。予防のためのワクチンが2024年1月15日(高齢者用)、2024年5月31日(妊婦、高齢者用)から任意接種として使用できるようになりました。
●60歳以上の方、重症化リスク因子を有する50歳以上の方
RSウイルス感染による重症化予防のためにアレックスビーまたはアブリスボを1回投与します。2から3年の効果があると言われています。喘息の既往のあるからは重症化しやすく、ワクチン接種が推奨されます。
●妊娠24から36週の妊婦
胎盤を通じて胎児に移行した抗体(母子免疫)により、生後半年くらいまでの重症化を予防することができます。第2児妊娠中の妊婦は、第1児を通じた感染のリスクがあり接種が推奨されます。アブリスボの適応は妊娠24から36週の妊婦ですが、可能であれば妊娠28から36週での接種が望ましいです。
インフルエンザ菌b型(ヒブ)
接種料金 | |
---|---|
アクトヒブ | 9,000円 |
小児の定期接種ですが、成人の脾臓摘出患者には、肺炎球菌や髄膜炎菌ワクチンと共に接種が推奨されます。成人では1回接種です。
髄膜炎菌(4価)
接種料金 | |
---|---|
メンクアッドフィ | 25,000円 |
脾臓摘出や、非典型溶血性尿毒症症候群の治療としてエクリズマブ使用予定患者には、8週間間隔で2回接種し、リスクが継続する時には5年毎の追加接種を継続します。エクリツマブ使用時は保険にて接種することが可能です。
トラベルワクチン
渡航時
特定の国や地域への渡航(仕事、留学、観光など)を予定している場合には、感染症予防のためにトラベルワクチン接種が推奨されることがあります。
渡航先、渡航目的、渡航期間、渡航までの期間、個々の健康状態、過去の接種ワクチンなどに基づいて、必要なワクチンと接種スケジュールをご提案いたします。基礎免疫の有無(乳幼児期に定期接種ワクチンを決められた回数を完了しているか)により、渡航前に必要な追加ワクチンと接種回数が決まることもあります。
トラベルワクチン接種を
ご希望の方へ
ご予約やご相談は、お電話にて
お気軽にお問い合わせください。
来院される際は、母子手帳などの予防接種記録がございましたら持参していただきます。
●予防接種外来
月 | 13:30 ー 16:30 |
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火 | 13:30 ー 16:30 |
水 | 13:30 ー 16:30 |
木 | ― |
金 | 13:30 ー 16:30 |
土 | ― |
接種までのながれ
1 まずはお電話にてお問い合わせください。
2 来院時に予診票および問診票を記入いただきます。
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予防接種の予診票
来院時に予診票を記入していただきます。
予防接種予診票のダウンロードはこちら
下記より予診票をダウンロードいただき、事前にご記入のうえご持参いただくと、待ち時間の短縮になりますので、ご利用ください。
ご不明点やご質問がございましたら、来院時に遠慮なくスタッフまでお尋ねください。 -
トラベルワクチン問診票
あらかじめトラベルワクチン問診票入力フォームにてご入力いただくか、トラベルワクチン問診票をダウンロードし、ご記入のうえご持参いただくことで、スムーズな対応が可能になります。
トラベルワクチン問診票の
ダウンロードはこちら -
予防接種の同意書
輸入ワクチン3種(輸入成人用三種混合ワクチン、輸入A型・B型肝炎混合ワクチン、輸入B型肝炎ワクチン)の接種の可能性がある方は、あらかじめ同意書の内容を確認していただきます。
当院では、同意書を事前にダウンロードしていただき、ご確認いただけるようにしております。ただし、最終的な同意と署名は、来院時に当院の医師・スタッフが内容を説明したうえで行います。 予防接種に関する不明点やご質問がございましたら、来院時に遠慮なくスタッフまでお尋ねください。
3 必要なワクチンとワクチン接種スケジュールをご相談します。
-
●海外渡航に関して
下記❶~❻を確認させていただき、必要最低限の追加接種をします。
- ❶年齢(昭和43年生まれ以前か以降か)
- ❷渡航先
- ❸滞在期間
- ❹出発までの期間
- ❺渡航目的(仕事、留学、観光、家族としての帯同など)
- ❻基礎免疫の有無(乳幼児期に定期接種ワクチンを決められた回数完了しているか)
-
●基礎免疫の有無に関して
基礎免疫の有無に関しては、母子健康手帳などの予防接種記録が有用です。手元にある方は受診時に持参してください。
当院で接種可能な
トラベルワクチン
破傷風、ジフテリア、百日咳
接種料金 | |
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トリビック(3種混合;DPT) | 7,000円 |
ブーストリックス(輸入)(成人用3種混合;Tdap) | 13,000円 |
沈降破傷風トキソイド | 5,000円 |
1958年(昭和33年)からは、ジフテリアと百日咳の2種混合ワクチン(DP)、1968年(昭和43年)からは破傷風を加えた3種混合ワクチン(DPT)が使用されています(D;ジフテリア、P;百日咳、T;破傷風)。
1969年(昭和44年)4月以降は、乳幼児期のDPT4回(3+1)の基礎免疫から10年後に第2期としてDT追加接種しています。そのため、1969年(昭和44年)4月以降生まれのDPT基礎免疫世代は3種混合で1回追加します。10年間有効です。海外生活が続くようであれば10年毎にDPTで追加します。先進国ではTdapの追加が推奨されます。米国では10歳以上で寮生活の留学生にTdap接種が要求されます。
昭和43年以前の生まれの方は、破傷風に対する基礎免疫はありません。1ヵ月間隔で沈降破傷風トキソイドを2回接種して、約1年後(6ヵ月から2年)に1回追加接種します。しかし、乳幼児期にDP2種混合で基礎免疫がある年代ですので、1ヵ月間隔でTdapを2回接種して、約1年後(6ヵ月から2年)でDPTを接種するのがベターです(ジフテリアと百日咳の抗体価を保つため)。
アメリカ疾病予防管理センター(ACIP)は、成人も20歳からTdapを10年毎に接種することを強く推奨しています。
●ブーストリックスの接種は、当院にて同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。
輸入成人用三種混合ワクチンの接種説明同意書
A型肝炎
接種料金 | |
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エイムゲン | 9,000円 |
ツインリックス(輸入)(A型・B型肝炎混合ワクチン) | 15,000円 |
2から4週間隔で2回接種して、6ヵ月後に(3ヵ月から2年)に3回目の接種をします(基礎免疫)。2回接種で約2年、3回接種で5年から10年有効です。短期の出張なら1回接種後に渡航し、帰国後に2回目接種します。いずれの場合にも3回目の接種を忘れないようにしてください。
A型+B型肝炎との混合ワクチンであるツインリックスも接種可能です。輸入ワクチンで同意書が必要ですが、接種本数を少なくすることができます。またB型肝炎の抗原量は国産の倍であるため、抗体獲得率が下がる30歳以上の方に推奨されます。
●ツインリックスの接種は、当院にて説明同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。
輸入A型・B型肝炎混合ワクチンの接種説明同意書
B型肝炎
接種料金 | |
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ビームゲン(国産) | 7,000円 |
エンゲリックス(輸入)(緊急渡航、腎不全、高齢者用) | 12,000円 |
1ヵ月間隔で2回接種して6ヵ月後(3ヵ月から2年)で3回目を接種します(基礎免疫)。成人では抗体獲得しにくいので、2回接種後にHBs抗体(CLIA)で確認し、陰性なら追加接種します。トラベルワクチンとして海外長期滞在予定者には接種が強く勧められます。ビームゲン(国産)は米国の小児用の抗原量であり、エンゲリックス(輸入)の半分になります。輸入ワクチンのため同意書が必要ですが、ビームゲンに比べて抗体を獲得しやすいため、緊急を要する場合(渡航や手術など)には、0-1-2ヵ月の3回接種後に渡航や手術して、1年後に4回目を接種することができます。抗体獲得率が下がる30歳以上では推奨されます。
●エンゲリックスの接種は、当院にて説明同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。
輸入B型肝炎ワクチンの接種説明同意書日本脳炎
接種料金 | |
---|---|
ジェービックV | 7,000円 |
インドや中国を含んだアジア地域への渡航で必要です。
定期接種は、1期接種(3歳から4歳で3回接種)と2期接種(9歳から10歳で4回目の接種)の計4回ですが、1期分の3回の基礎免疫があれば、最終接種から20年くらい(20歳から35歳くらい)は1回追加、35歳から40歳以上では2回追加します。記録がなければ2回接種します。20歳から30歳代前半で未接種なら2回接種し、1年後(6ヵ月から3年)に追加接種します。
狂犬病
接種料金 | |
---|---|
ラビピュール | 15,000円 |
暴露前接種(狂犬病の予防)として渡航前に0-7-21から28日の3回接種(基礎免疫)をします。現地で犬、サル、狐、コウモリなどに咬まれたら、傷口の石鹸洗浄と消毒をして、暴露後接種(狂犬病の発病阻止)をします。基礎免疫があれば2年以内は、2回(0-3日)、以降は3回(0-3-7日)の暴露後接種になります。暴露前接種がない時には、5回(0-3-7-14-30日)接種します。長期滞在ハイリスク者は、1年後と3年毎に1回追加接種します。現地で提示できる接種記録を携帯することが必要です。
ポリオ
接種料金 | |
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イモバックスポリオ | 10,000円 |
南西アジア、中近東、アフリカへの渡航には必要です。小児期定期接種4回で基礎免疫があれば、渡航前に1回追加接種します。特に昭和50から52年生まれは1から2回追加接種が推奨されます。インド周辺では接種証明書の提示が必要です。
平成23年8月までの本邦のポリオワクチンは生ワクチンでした。生ワクチンを2回接種している方は、ポリオ流行国以外への渡航では、不活化ワクチン追加接種は不要です。
髄膜炎菌(4価)
接種料金 | |
---|---|
メンクアッドフィ | 25,000円 |
アフリカ、イスラム諸国への渡航で必要になります。
米国では寮生活の留学生に接種が要求されるため、入学時に接種して5年間有効です。サウジアラビア入国時(メッカ巡礼)に接種記録の提示が要求されます。
ダニ媒介性脳炎
接種料金 | |
---|---|
タイコバック | 16,000円 |
ドイツから東欧・バルカン諸国、ロシア周辺の長期の赴任中に森林地帯へ行く機会があり、レクリエーション(キャンプ、ハイキング、山菜採りなど)や 仕事(林業、農業など)などの野外活動でマダニに咬まれるリスクがある方は接種が必要です。2から4週後に2回目、6ヵ月後に3回目を接種します。2から3年間有効で、必要に応じて、3回目接種の3年後に追加接種します。以降は1から60歳では 5年ごと、60歳以上では3年ごとの追加接種をします。
トラベルワクチン
問診票入力フォーム
待ち時間を短くして
いただくために、
あらかじめ下記にご入力
いただくことをおすすめします。
*印は入力必須項目です。
-
ご入力
-
確認画面
-
送信完了
-
お電話
- ●麻疹、風疹、水痘、おたふくの抗体がない時には渡航前にワクチンをします。接種歴にもかかわらず抗体獲得していない方が多いです。
- ●入力フォーム送信後にクリニックへ電話(木、土、日曜日を除く昼から)していただき予約日を決めます。
- ●予防接種外来は月、火、水、金曜日の昼からです。
予防接種外来
月 | 13:30 ー 16:30 |
---|---|
火 | 13:30 ー 16:30 |
水 | 13:30 ー 16:30 |
木 | ― |
金 | 13:30 ー 16:30 |
土 | ― |
●お電話でのお問い合わせ
052-746-1188【電話対応可能時間】
- 月・火・水・金曜日…
- 9:00〜12:30、13:30~16:30
- 木曜・土曜日…………
- 9:00〜12:30