予防接種
Vaccination
予防接種について
予防接種とは
病気の予防を目的として、各種ワクチン接種を行う外来です。
当院では、乳幼児期の定期接種ワクチン(生後すぐ〜小学校入学前)を除き、小学生から成人までを対象とした各種ワクチン接種に対応しております。
個々の健康状態(基礎疾患の有無など)により接種できない場合もございますが、医師が適切に判断し、最新のワクチン情報に基づき、安全性と有効性に配慮した接種を行っております。経験豊富な医師・看護師が丁寧に対応いたします。
ワクチン接種は、ご自身の感染予防だけでなく、重症化しやすい方を守ることにもつながります。ご家族への接種についてもサポートしております。
●渡航ワクチン(トラベルワクチン)をご希望の方へ
海外渡航に伴うワクチン接種(渡航ワクチン)については、渡航先や滞在期間に応じて必要なワクチンが異なります。
詳しくは「渡航ワクチンページ」をご覧ください。
予防接種をご希望の方へ
接種までの流れ
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1 お問い合わせ・ご予約
予防接種をご希望の方は、まずはお電話にてお問い合わせください。
●お電話でのお問い合わせ
052-746-1188
【電話対応可能時間】
月・火・水・金曜日…9:00〜17:00
木曜日…………………9:00〜13:00
土曜日…………………9:00〜15:00 -
2 事前のご準備
ご来院前に、以下をご確認・ご準備ください。
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予防接種の記録(母子手帳など)
- これまでの接種状況を確認するため、母子手帳などの予防接種記録がございましたら、受診時にご持参ください。
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予防接種の予診票
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ご来院前に予診票をご準備いただくことで、当日のご案内がスムーズになります。
予防接種予診票のダウンロードはこちら
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同意書(該当する方)
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輸入ワクチン3種(輸入成人用三種混合ワクチン、輸入A型・B型肝炎混合ワクチン、輸入B型肝炎ワクチン)の接種の可能性がある方は、あらかじめ同意書の内容を確認していただきます。
当院では、あらかじめ同意書をダウンロードしてご確認いただけるようご用意しております。
なお、最終的な同意およびご署名につきましては、来院時に医師・スタッフより内容をご説明したうえでお願いしております。
ご不明な点がございましたら、来院時にお気軽にお尋ねください。
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3 ご来院・接種
来院時に予診票をご記入いただき、医師がこれまでの接種歴や健康状態を確認のうえ、必要なワクチンについてご案内いたします。内容にご同意いただいたうえで、当日の接種を行います。
また、輸入ワクチンの接種が必要な場合は、医師・スタッフより内容をご説明したうえで、同意書へのご署名をお願いしております。
愛知県外・名古屋市外に
お住まいの方へ
愛知県外や、名古屋市以外(愛知県内に限る)に住民票がある方でも、当院で接種可能な定期接種を受けることができます。
定期接種としてのインフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは10月15日から接種開始です。
接種内容や条件により、事前の手続きが必要となります。
対象となる主なワクチン
●インフルエンザワクチン
- ・65歳以上の方
- ・60から64歳で基礎疾患を有する方
●新型コロナワクチン
- ・65歳以上の方
- ・60から64歳で心臓、腎臓、呼吸器疾患、HIVによる免疫機能障害を有する方
●肺炎球菌ワクチン
- ・65歳以上の方
- ・60から64歳で心臓、腎臓、呼吸器疾患、HIVによる免疫機能障害を有する方
●子宮頸がんワクチン など
- ・小学6年生から高校1年生の女性
※なお、対象となるワクチンや接種条件、公費の適用については自治体により異なるため、詳細は住民票のある自治体へご確認ください。
事前手続きについて
●県外の方
「予防接種実施依頼書」を住民票のある自治体へ事前に申請してください。当院で接種可能です。
●名古屋市以外(愛知県内に限る)の方
「愛知県広域予防接種連絡票」を住民票のある自治体へ事前に申請してください。
接種に関する注意事項
●麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘ワクチンは生ワクチンです。
妊娠中の方や、免疫抑制治療中の方は接種できない場合があります。
当院で接種可能な
予防接種
当院で接種可能な主な予防接種
についてご案内しています。
各ワクチンの詳細や接種内容を
ご確認ください。
破傷風、ジフテリア、百日咳
| 接種料金 | |
|---|---|
| トリビック(3種混合;DPT) | 10,000円 |
| ブーストリックス(輸入)(成人用3種混合;Tdap) | 13,000円 |
| 沈降破傷風トキソイド | 5,000円 |
1958年(昭和33年)からは、ジフテリアと百日咳の2種混合ワクチン(DP)、1968年(昭和43年)からは破傷風を加えた3種混合ワクチン(DPT)が使用されています(D;ジフテリア、P;百日咳、T;破傷風)。
1969年(昭和44年)4月以降は、乳幼児期のDPT4回(3+1)の基礎免疫から10年後に第2期としてDT追加接種しています。そのため、1969年(昭和44年)4月以降生まれのDPT基礎免疫世代は3種混合で1回追加します。
昭和43年以前の生まれの方は、破傷風に対する基礎免疫はありません。1ヵ月間隔で沈降破傷風トキソイドを2回接種して、約1年後(6ヵ月から2年)に1回追加接種します。しかし、乳幼児期にDP2種混合で基礎免疫がある年代ですので、1ヵ月間隔でTdapを2回接種して、約1年後(6ヵ月から2年)でDPTを接種するのがベターです(ジフテリアと百日咳の抗体価を保つため)。
いずれの場合も基礎免疫は10年間有効のため、20歳くらいまでは抗体価は維持されますが、それ以降は抗体が落ちてきます。10年毎にDPTで追加しますが、最近の百日咳の流行は20歳以上で追加接種がされていないことも要因の一つです。
アメリカ疾病予防管理センター(ACIP)でも、20歳からTdapを10年毎に接種することを強く推奨しています。
またTdapは生後2か月までの新生児や乳児を守るために使用されます。新生児(生後28日未満)や乳児(生後1か月から1歳未満)が百日咳に感染すると、呼吸困難や肺炎などで重症化する恐れがありますが、ワクチンは安全性と有効性から生後2か月まで接種できないことが理由です。生後2か月までの新生児や乳児を守るに成人へTdapを接種することが推奨されています。
●ブーストリックスの接種は、当院にて同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。
接種説明同意書
麻疹、風疹
成人では任意接種になります。
| 接種料金 | |
|---|---|
| 麻疹風疹混合ワクチン | 10,000円 |
現在では小児期に2回定期接種ですが、抗体獲得できていない方もいます。麻疹IgG(EIA法)で8.0未満、風疹HIで8倍以下(妊娠希望女性は16倍以下)は任意接種として追加接種が必要です。妊娠初期に風疹に感染すると先天性風疹症候群の新生児が出生する可能性があります。妊娠を希望される女性(接種後2ヵ月は避妊が必要)、そのパートナー、同居の方は抗体検査後に必要なら接種をお勧めします。
麻疹に感染した方に接触した場合、72時間以内に接種すると発症を予防できる可能性があります。
なお風疹については、1962年4月2日から1979年4月1日生まれの男性は、2025年3月31日まで公費で風疹HI抗体検査を受けることが可能で、8倍以下の方は接種することができます(風疹第5期)。クーポン券をお持ちください。
名古屋市では風疹第5期以外の方で、①妊娠を希望する女性、②妊娠を希望する女性のパートナーおよび同居人、③妊娠のパートナーおよび同居人にも、抗体検査と予防接種が公費で受けることができます。
接種後6週から8週で抗体価を再検して、十分抗体が上昇していない時には再接種をお勧めします。何回接種したかではなく、防御に十分な抗体価が獲得できるかどうかが重要です。抗体を獲得していない方には、渡航先でトラブルを起こさないために渡航ワクチンとしても重要です。
おたふくかぜ
任意接種です。
| 接種料金 | |
|---|---|
| おたふくかぜ生ワクチン | 7,000円 |
本邦では任意接種になっているため(多くの国では2回定期接種)、抗体獲得できていない方が多いです。感染することにより、無菌性髄膜炎、脳炎、精巣炎・卵巣炎、感音性難聴の合併症を伴うことがあります。学童以降では、ムンプスIgG(EIA法)5.0未満で追加接種が必要です。
接種後6週から8週で抗体価を再検して、十分抗体が上昇していない時には再接種をお勧めします。何回接種したかではなく、防御に十分な抗体価が獲得できるかどうかが重要です。抗体を獲得していない方には、渡航先でトラブルを起こさないために渡航ワクチンとしても重要です。
水痘(水ぼうそう)
成人では任意接種になります。
| 接種料金 | |
|---|---|
| 水痘生ワクチン | 9,000円 |
本邦でも2014年から小児期に2回定期接種になりましたが、抗体を獲得できていない方もいます。学童以降では、水痘IgG(EIA法)4.0未満で任意接種として追加接種が必要です。
妊娠初期に水痘に感染すると胎児に重篤な障害が出る可能性(TORCH症候群)があります。妊娠を希望される女性(接種後2ヵ月は避妊が必要)、そのパートナー、同居の方は抗体検査後に必要なら接種をお勧めします。接種後6週から8週で抗体価を再検して、十分抗体が上昇していない時には再接種をお勧めします。何回接種したかではなく、防御に十分な抗体価が獲得できるかどうかが重要です。抗体を獲得していない方には、渡航先でトラブルを起こさないために渡航ワクチンとしても重要です。
水痘に感染した方に接触した場合、48時間以内に接種すると発症を予防できる可能性があります。また、帯状疱疹予防効果もありますが、接種後の持続期間と予防効果からシングリックスの方が推奨されます。
肺炎球菌
インフルエンザワクチンと同じくらい重要なワクチンです。肺炎、髄膜炎、敗血症を予防します。高齢者、心疾患、呼吸器疾患、糖尿病、腎臓病、腎移植を含む免疫抑制療法中の方には接種が強く勧められます。
4種類(ニューモバックス、バクニュバンス、プレベナー20、キャップバックス)のワクチンがあります。
1988年11月に発売された、23価の多糖体ワクチンであるニューモバックスは、免疫記憶が成立せず5年毎の接種が必要でした。最近では、接種後に免疫記憶を誘導する結合型ワクチンを接種するのが一般的です。結合ワクチンは13価、15価、20価と開発されて、2025年10月29日から21価のキャップバックスが発売になりました。現在では、合併症のない65歳以上、または合併症のあるすべて年齢の成人(腎不全患者や腎移植レシピエントも含む)で、プレベナー20かキャップバックスの任意接種が推奨されています。
2026年3月31まで公費接種可能であったニューモバックスは、2026年4月1日からプレベナー20へ変更されました。
| 接種料金 | |
|---|---|
|
バクニュバンス (15価結合型ワクチン) |
11,000円 |
|
プレベナー20 (20価結合型ワクチン) |
12,000円 |
|
キャップバックス (21価結合型ワクチン) |
15,000円 |
|
ニューモバックス (23価多糖体ワクチン) |
8,500円 |
●現在65歳の1年間(65歳以上の経過措置は2024年3月31日で終了)、60から64歳までの心、腎、呼吸器疾患などを合併している方
プレベナー20が定期接種の対象です(1回のみ)。
国の対応は65歳の1年間だけですが、名古屋市は65歳以上の方はすべて公費接種の対象になっています。自治体により異なるため、詳細は住民票登録のある自治体へ確認してください。
●脾摘された方
ニューモバックスが1回のみ保険適応となります。
●それ以外の方
任意接種になります。先行してニューモバックスとプレベナー13(またはバクニュバンス)両方の接種歴がある方は5年空けてプレベナー20かキャップバックスを接種、ニューモバックスかプレベナー13(またはバクニュバンス)どちらかの接種歴がある方は、1年空けてプレベナー20かキャップバックスを接種することが勧められています。
過去の接種歴により、肺炎球菌に対するワクチン接種方法は少し複雑になっています。詳しくはスタッフへお尋ねください。
B型肝炎
成人ではすべて任意接種です。
| 接種料金 | |
|---|---|
| ビームゲン(国産) | 7,000円 |
|
エンゲリックス(輸入) (緊急渡航、腎不全、高齢者用) |
12,000円 |
世界では多くの国で定期接種として乳幼児早期に接種しているワクチンですが、本邦では2016年10月1日にようやく定期接種になりました。生後1歳未満の乳児にワクチン接種すると抗体上昇が非常に良いことから、定期接種は1歳になる前に3回接種完了します。任意接種でも10歳くらいまではほぼ100%抗体が陽性になります。5歳未満で感染するとB型肝炎キャリアになりやすく(年齢的に免疫機能が成熟していなく、感染後のB型肝炎ウイルスを排除できない可能性があるため)、性行為感染症でもあることから、幼稚園保育園入園前、あるいは思春期までにすべての人に接種が望ましいワクチンです。
B型肝炎ワクチンは加齢とともに抗体獲得率が減少し、30歳以上では4人に1人は抗体を獲得できません。医療関係者、家族がB型肝炎キャリア(s抗原陽性)、生体腎移植ドナーがオカルトB型肝炎キャリアのレシピエント候補者、渡航ワクチンとして海外長期滞在予定者には接種が強く勧められます。
健常人に比べて腎不全状態では抗体獲得率は下がります。また本邦で使用できるB型肝炎ワクチンの抗原量は、米国の小児用ワクチンの量と同じです。生体腎移植レシピエント候補者が腎移植術前に抗体獲得をするために、B型肝炎輸入ワクチン接種の選択肢があります。輸入ワクチンは、腎移植手術まで時間がないレシピエント候補者(腎移植後は免疫抑制薬使用のため、更に抗体獲得率が下がります)や、海外渡航日までが短い方には0-7-21日の3回緊急接種をすることができます。腎不全の方には0-1-2-12ヵ月の4回接種も推奨されています。輸入ワクチンは国内未承認のため、副作用が生じた場合は輸入ワクチン保証制度を利用する。
●エンゲリックスの接種は、当院にて説明同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。
帯状疱疹
2025年4月1日から定期接種対象になる方以外は任意接種です。
| 接種料金 | |
|---|---|
| シングリックス | 22,000円 |
水痘(水ぼうそう)に感染した方が、免疫力が低下した時に発症します。体の片側に痛みを伴う水疱で発症します。髄膜炎、角膜炎、顔面神経麻痺などを合併する可能性があります。また、水疱が痂皮化した後も長期の痛み(帯状疱疹後疼痛)に悩まされることも多いです。本邦では2014年10月から水痘生ワクチンが小児期に定期接種になったため、市中で水ぼうそうを見ることが極端に少なくなりました。しかし、その影響で帯状疱疹が増えています。帯状疱疹ワクチンは水痘生ワクチンと不活化帯状疱疹ワクチンの2種類ありますが、接種後の持続期間と予防効果から不活化帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の方が推奨されます。免疫抑制療法を行う腎移植後では、生ワクチンは使用することができませんが、シングリックスは接種可能です。健常人は50歳以上で適応、2023年6月23日から帯状疱疹を罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の成人にも適応が拡大されました。2回接種の高価なワクチンですので、各自治体で接種費用の補助があるか調べてみてください。補助がない場合には当院で接種可能です。
定期接種のご案内(2025年4月1日から)
2025年4月1日から、以下の方は予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。
水痘生ワクチンと不活化帯状疱疹ワクチンのいずれか1種類が接種できます。
- ●65歳を迎える方
- ●60~64歳で対象となる方(ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方)
-
●経過措置対象者(以下の年齢になる方)
70、75、80、85、90、95、100歳
※100歳以上の方については、2025年度に限り全員対象
定期接種対象者に関しては、自治体へ以下の申請をすることで当クリニックでの接種が可能になります。
●県外の方
「予防接種実施依頼書」を住民票のある自治体へ事前に事前申請する。
●名古屋市以外(愛知県内に限る)の方
「愛知県広域予防接種連絡票」を住民票のある自治体に事前申請する。
新型コロナ
当院ではファイザーのコミナティ(1価;オミクロン株LP.8.1/JN.1)を使用します。
| 接種料金 | |
|---|---|
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コミナティ (1価;オミクロン株LP.8.1/JN.1) |
16,000円 |
●65歳以上の方と、60から64歳で心臓、腎臓、呼吸器疾患、HIVによる免疫機能障害を有する方
昨年は10月15日から翌年1月31日までが対象期間でしたが、2025/2026シーズンは10月15日から翌年2月28日と期間が延長されました。
住民票のある自治体で接種するか、あるいは「予防接種実施依頼書」や「愛知県広域予防接種連絡票」を事前申請して当院で接種可能です。
●それ以外の方
任意接種として当院で接種可能です。
子宮頸癌(ヒトパピローマウイルス)
子宮頸癌はワクチンで予防できる病気です。10年ほど前から接種を推奨しているオーストラリアなどでは新たな子宮頸癌患者がほとんどいなくなっています。当院では9価のシルガードを使用します。15歳未満で開始した時は初回接種と6ヵ月後の2回接種、15歳以上で開始した時には、初回接種と2ヵ月、6ヵ月の3回接種します。任意接種としては9歳以上の女性に可能ですが、性交渉経験前の接種が理想です。
2025年8月25日から、中咽頭癌、肛門癌、尖圭コンジローマの予防のための男性への接種が承認されました。男性がワクチン接種で感染予防をすることで、性交渉によるHPV感染から女性を守り、子宮頸癌の予防にもつながります。
| 接種料金 | ||
|---|---|---|
|
ヒトパピローマ ウイルス9価 シルガード |
1回目 | 30,000円 |
| 2回目 | 30,000円 | |
| 3回目 | 30,000円 | |
●小学6年生~高校1年生の女性
定期接種の対象です。
●ワクチン接種が差し控えられていた2013年から2021年までの間に、定期接種の対象であった方(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
過去にワクチンの接種を合計3回受けていない方に対しては、キャッチアップ接種として公費にてワクチン接種が可能です。この救済処置も2025年3月で終了の予定でしたが、2025年3月までに1回でも接種した人は、2026年3月まで2、3回目の接種が公費対象になりました。これまでキャッチアップ接種の対象外であった今年度末で定期予防接種期間が終わる高校1年相当の女子も、今回に限り経過措置の対象になります。
●それ以外の方
任意接種として当院で接種可能です。
インフルエンザウイルス
| 接種料金 | ||
|---|---|---|
| 不活化インフルエンザワクチン | 1回目 | 3,000円 |
| 2回目 | 3,000円 | |
| 経鼻弱毒生インフルエンザワクチン | 8,000円 | |
不活化インフルエンザワクチン
13歳以上の方は1回接種、13歳未満の方は、2回接種(6ヶ月以上3歳未満の方は1回0.25mL、3歳以上13歳未満の方は1回0.5mL)です。13歳以上であっても基礎疾患(慢性疾患)があり、著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる時は2回接種となる場合があります。腎移植レシピエントも2回接種です。1回目から最低2週間以上(理想は1ヵ月から2ヵ月)間隔をあけて2回目を接種します。
●65歳以上の方と、60から64歳で基礎疾患を有する方
毎年10月15日から翌年1月31日までが対象期間となります。住民票のある自治体で接種するか、あるいは「予防接種実施依頼書」や「愛知県広域予防接種連絡票」を事前申請して当院で接種可能です。
●名古屋市に住民票がある進学や就職等を控えた子供
毎年10月15日から翌年1月31日までが対象期間となります。
小学校6年生相当の年齢の方;2回
中学生3年生相当と高校3年生相当の年齢の方;1回
予防接種費用は名古屋市から助成(無償化)されます。名古屋市からのクーポン券が必要となるため持参してください。なお経鼻弱毒生インフルエンザワクチンは助成の対象外です
●それ以外の方
任意接種として当院で接種可能です。
経鼻弱毒生インフルエンザワクチン
2024/25シーズンから2歳から19歳未満の方に、左右鼻腔に0.1mlずつ噴霧する経鼻生インフルエンザワクチンが使用できます。侵襲性が低く、接種回数も1回で済むことから小児の負担を減らすことができますが、公費による補助は受けることができません。
生ワクチンであるため、免疫不全、無脾症、妊婦、ミトコンドリア脳筋症、ゼラチンアレルギーのある方は使用できません。また、喘息がある方は、不活化インフルエンザワクチンが推奨されます。
使用後最長3から4週間はインフルエンザウイルスを体外へ排出するので、周囲に授乳婦や免疫不全者(腎移植レシピエントも含む)がいる場合は使用できません。
RSウイルス
妊娠28週0日から36週6日までの方は、2026年4月1日より定期接種の対象となり、自己負担なしで接種が可能です。
それ以外の方は任意接種となります。
| 接種料金 | |
|---|---|
| アレックスビー(高齢者用) | 30,000円 |
| アブリスボ(妊婦、高齢者用) | 35,000円 |
ほとんどの乳幼児が2歳までに感染するRSウイルスは、60歳以上の高齢者、基礎疾患合併(喘息、COPD、うっ血性心不全、冠動脈疾患、糖尿病、CKDなど)、免疫機能が低下した成人(腎移植患者も含む)においても重症化リスク因子となります。予防のためのワクチンが2024年1月15日(高齢者用)、2024年5月31日(妊婦、高齢者用)から任意接種として使用できるようになりました。
●60歳以上の方、重症化リスク因子を有する50歳以上の方
RSウイルス感染による重症化予防のためにアレックスビーまたはアブリスボを1回投与します。2から3年の効果があると言われています。喘息の既往のあるからは重症化しやすく、ワクチン接種が推奨されます。
●妊娠24から36週の妊婦
胎盤を通じて胎児に移行した抗体(母子免疫)により、生後半年くらいまでの重症化を予防することができます。第2児妊娠中の妊婦は、第1児を通じた感染のリスクがあり接種が推奨されます。
アブリスボの適応は妊娠24から36週の妊婦ですが、可能であれば妊娠28から36週での接種が望ましいです。
2026年4月1日より、妊娠28週0日から36週6日までの方は定期接種の対象となり、自己負担なしで接種が可能です。
それ以外の方は任意接種となります。
※名古屋市での里帰り出産に伴う接種をご希望の方は、接種条件等について下記お知らせもあわせてご確認ください。
RSウイルスワクチンと里帰り出産
インフルエンザ菌b型(ヒブ)
| 接種料金 | |
|---|---|
| アクトヒブ | 9,000円 |
小児の定期接種ですが、成人の脾臓摘出患者には、肺炎球菌や髄膜炎菌ワクチンと共に接種が推奨されます。成人では1回接種です。
髄膜炎菌
| 接種料金 | |
|---|---|
| メンクアッドフィ(髄膜炎菌ACXY;4価) | 25,000円 |
|
ベクセロ(輸入) (髄膜炎菌B;1価) |
30,000円 |
発作性夜間ヘモグロビン尿症、非典型溶血性尿毒症症候群、C3腎症などの治療にソリリス、ユルトミリス、ファビハルタなど免疫の一部(補体)を抑える薬剤使用時や脾臓摘出後は、侵襲性髄膜炎菌感染症を予防が必要となります。最近の国内のデータからは、侵襲性髄膜炎菌感染症の1/4はB群が原因です。B群感染症を国内ワクチンで予防することはできません。メンクアッドフィに追加してベクセロ接種が必要です。ソリリス、ユルトミリス使用時のメンクアッドフィ接種は保険適応です。
●メンクアッドフィを8週間間隔で2回接種。リスクが継続する時には5年毎の追加接種。
●ベクセロを0-1-6ヵ月の3回接種が基礎免疫を獲得するための1シリーズ。リスクが継続する時には2-3年毎の追加接種。
●ベクセロの接種は、当院にて同意書に署名していただく必要があります。
下記より同意書を事前にダウンロードしてご確認いただくことが可能ですが、必ず来院時に当院で内容を再確認し、最終的に署名をしていただきます。