2026/01/12
- お知らせ
2026年に厚生労働省から新規ないしは変更される予防接種の情報
2025年12月に厚生労働省からアナウンスがありました。大きな変更点は以下の3つです。
① 妊娠28週から37週までに妊婦に対して、アブレスボ(RSウイルスワクチン)が2026年4月1日から定期接種となります。高価なワクチンなので妊婦さんには朗報となります。以前のコメントにも書きましたが、生後2か月までの乳児を百日咳感染から守るために、妊婦さんには成人用三種混合ワクチン(Tdap)も一緒に考慮してもよいと思います。(Tdapは妊娠27~36週に、アブレスボと別日に接種が必要です。同時接種を避ける理由は、百日咳菌抗原を含有するワクチンと同時接種すると、百日咳菌抗原に対する免疫応答が低下するとの海外からの報告があるためです)
② 2026/2027年シーズンから現行の4倍量のインフルエンザワクチンが接種可能になります。適応は60歳以上で、75歳以上では定期接種となります。腎不全や免疫抑制療法下の患者さんには朗報ですが、60歳未満での扱いがどうなるかの詳細な情報はまだ届いていません。
③ 65歳以上、または60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能の障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する方には、2026年4月1日からはプレベナー20(20価結合型ワクチン)が定期接種になり、今まで定期接種となっていたニューモバックス(23価多糖体ワクチン)は定期接種から除外となります。
クリニックでも情報提供したいと思います。3月までにニューモバックスを予定している方は、4月まで待つのもありだと思います。




