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2025/05/06

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腎不全と妊娠出産

腎臓が悪くなり末期腎不全になったときには、血液透析、腹膜透析、腎移植のいずれかを選択することになります。(最近ではどれもしないとの選択肢もありますが、極めて稀です。)挙児を希望される時は、腎移植が唯一の選択肢になりますが、残念ながら医療関係者でもこのことを知らないことが多いです。腎移植医療がまだまだ少ない現実の裏返しだと思いますが、妊娠可能年齢の女性にとっては極めて重要なことです。卵子は加齢と共に老化するため、時間には限りがあるためです。仕事、結婚、年齢、腎移植のタイミングなど考えるべきことはたくさんあり、腎不全早期から人生のプランニングが必要になってきます。名古屋第二病院にいたときは移植内科でしたから、腎移植直前からのプランニングになっていましたが、クリニックでは腎不全早期からのフォローが可能です。時間が必要ですので昼からの予約をお願いします。
開院して1年4か月になりますが、クリニックフォロー中のレシピエント2人がそれぞれ出産しました。もちろん出産は名古屋第二病院産科です。現在3名が妊娠トライ中です。ほとんどの方で不妊症外来が必要で、不妊症の先生も腎移植医療に理解がないといけません。当クリニックでは不妊外来とも密な連携をとって話を進めていきます。