2025/05/19
- お知らせ
骨粗鬆症による病的骨折をしないように骨密度の測定を
骨粗鬆症は骨の量(骨量)が減少し、骨の質(骨質)が悪化することで骨がもろくなり、骨折(病的骨折)しやすくなる病気です。病的骨折は脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部(大腿骨の付け根)骨折が好発部位で、年齢、女性ホルモンの減少(早期閉経も含めた閉経後の女性)、栄養不足、運動不足や喫煙などの生活習慣、ステロイドなどの薬剤等が原因となります。高齢化社会で増加しており、病的骨折によりQOL(生活の質)や生命予後は短くなります。骨折をした時には整形外科受診しますが、その前に骨密度を測定して予防治療することが重要です。手のX線から骨密度を測定するやり方もありますが、最も信頼性が高いのは腰椎や大腿骨頚部の骨密度を測定するDXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)です。日赤名古屋第二病院のような大病院ではもちろん測定可能なのですが、枠がいっぱいでなかなか予約できませんでした。当クリニックではこのDXA法の機械を導入しています。待ち時間がないのがクリニックのメリットです。10分で測定してその場で結果を説明します。結果に応じて生活習慣の改善と治療開始します。昼からの予約をお願いします。